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就農への歩み

就農を決意!!

皆さん、はじめまして!管理人のマサと申します。
私の事は当ブログの管理人にも書きましたが、最初の投稿という事で就農を決意するまでの経緯を少しだけ綴ります。

仕事に楽しさを求めていなかった当時

ぶどう・ももで有名な山梨県生まれ

1988年生まれ。山梨県在住。
高校に通いながら派遣社員として働いていたので、社会人デビューは少し早い方でした。卒業と同時に派遣先に正社員として就職したものの、当時は将来の事など何も考えてなかったので”昼はひたすら仕事をし夜はひたすら遊ぶ”の繰り返し。会社の人間関係も良好だったので特に不満もなく働いていたんですね。

人生の1/3は仕事


2年後くらいに埼玉に転勤になり職種も事務職へと変わったのですが、これがきっかけで思い始めます。

「あ…この仕事つまんねぇな…」

”ミスを反省しない下請け会社”と”決まり事を守らない顧客”との間で謝り続ける仕事に呆れ果て、これまで意識してこなかった仕事の楽しさというものを重要視するようになっていきました。
人生の時間をざっくりと分けると【睡眠】【仕事】【プライベート】が1/3づつですよね?なので「仕事が楽しければ起きてる時間は全部楽しくなるんじゃね?!人生の必勝法を見つけてしまった!w」などと考え始めるようになったのです。

余談ですが、この頃から将来の事をまともに考え始めた事で【(将来の為に生産的な)何かをしなくちゃ病】が発病し、今まで楽しんでいたゲームや遊び等の時間がまったく楽しめなくなってしまいました。
今思えば本末転倒ですね。
まだ仕事も楽しくなっていないのに、せっかくの1/3しかないプライベートの時間を特に興味のない資格の勉強や知識の充足などの大して楽しくない時間に費やしていたのですから。
きっと同じような方いらっしゃると思います。

転職に次ぐ転職

会社を辞め、とりあえず色んな仕事をしてみる事にしました。その中に楽しいと思える仕事が見つかればいいなあ…と。
そして数年の間にいくつもの業種や職種を経験しました。中には楽しいかもと思えるような業種もあったのですが人間関係が激悪だったりと決定打に欠け、転々としてる内に気が付けば最初に勤めた会社に再就職していました。

”自営業”で行こうと思った

裁量権

再就職したもののやりがいの無い仕事にモヤモヤする日々。相も変わらぬ【何かしなくちゃ病】を抑制する為に転職に関する本も読んでみました。
今までも転職本は読んだことはあったのですが、なんと言うかこう…、よくありがちな”自分の苦手なところを10個書き出す”とか”自分が人から褒められることを10個書き出す”みたいな事が面倒で、実際に書き出したりしたことは無かったんですよね。(頭の中ではやってましたが)
でももう年齢も年齢。「動くなら早くしないと!」と焦り始めていたので、モノは試しで書き出してみる事に…。
すると何やら頭が整理されてきて、自分の事が客観的に見え始めるじゃないですか!
やはり、こう言うことはちゃんと実際にやってみないとダメなんですね。もっと早く気づきたかったw
何冊か転職本を読むと、私が仕事をする上で重要視している価値観みたいなものがまとまっていき、いくつかのこだわりとして浮き彫りになりました。その中でも特に自分が大事だと思ったのが自分で仕事の采配を出来る裁量権です。おそらくこの裁量権がなければ私という人間は、仕事に限らず全ての事に楽しさを感じえないでしょう。
となると、全ての裁量権を持つにはトップになるしかないので、この段階で自営業で行くことに決めました。

自営業の中でも、なぜ”農業”を選んだのか

のびしろが大きい

米や養鶏などはかなり機械化も進み効率化されていますが、それ以外は機械化も進んでいない分野も多く、個人の農家達がそれぞれ自分のやり方でやっているのが現状です。
企業の参入も他の業種に比べたら少なく、やり方や手順が確立されていない所も沢山あります。つまり、まだまだ改善の余地・のびしろがあるということ!
職業柄、改善や効率化などを考えるのは得意だし好きなのでこのスキルは生かそうと思いました。

ライバルが少ない

2000年に380万人以上いた農業人口が2019年には半分以下の168万人に減少。農業従事者の平均年齢は66.8歳なので、引退を考えるとこれから更に減っていくと思われます。単純ですがライバルが少なく参入しやすいのかなと思いました。

国の対策や制度の活用できる

上で説明したように、衰退していく農業に歯止めをかける為に当然国が対策を打ちます。
現時点では、農業を始める際に支援金が出たり低利子で融資を受けられたりなど、様々な制度が導入されており、国や地方自治体のバックアップがあれば始めやすいと感じました。

人に分け与えることができる

常々【自分のスキルや生産したモノ、その職ならではの何か】みたいなモノを人に分け与えたいと思っていました。
しかし、今就いてる仕事はメーカー向けの物流業であり、当然知り合いの為にトラックを手配してあげたりなんて出来ませんし、自分の運行管理者のスキルが周りの為に役立つ事もありません。
自営業であれば全て自分に権限があるのでそれも自由です!特に農家であれば食べ物を作っているので、誰がもらっても困りません。分け与える人が限定されないのです!(これがデカい!!)
新鮮な野菜や果物をいつもお世話になっている人に還元することが出来るのでは、と考えました。

その他の価値観/こだわり

上記のような客観的な理由以外にも、裁量権とは別の達成感年収などの個人的なこだわりもいくつかあり、それらも農業にした理由の一つです。
しかし、これについては転職本紹介の時に詳しくやりたいと思いますので、ここでは割愛します。

さいごに

とまあ結構長くなってしまいましたが、ざっとこんな感じです。

正直考えが甘いのかも知れません…。いえ、34歳にもなって未経験の事を仕事にしようとしている時点できっと甘々でしょうwが、とりあえず始めて見ないと何も分からないので動き出そうと思います
果たして マサ は農家になれるのでしょうか…。道のりはまだまだ長いですが温かい目で見守って頂けるとありがたいです。これから応援よろしくお願い致します!

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